脊椎分離症が腰下肢痛の原因と考えるのは非論理的

脊椎分離症が腰下肢痛の原因と考えるのは非論理的
エビデンス
■18~50歳までの腰痛患者807名と健常者936名を対象に、
腰部X線撮影で脊椎分離症の検出率を比較した結果、
腰痛患者群は9.2%、健常者群は9.7%だった。
脊椎分離症が腰下肢痛の原因と考えるのは非論理的。
新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。
腰痛・坐骨神経痛がどういうものか?
どういう症状がでるのか?原因は何なのか?有効な治療は?やってはいけないことは?どのくらいの期間で治るのか? 等々
ご存知でしょうか?
聞きかじった知識や自分自身の体験などの限られた情報を基に考えて、対処していませんか?
腰痛・坐骨神経痛が治らずに長引いている原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
より真実に近い科学的事実に基づき考えることが重要です。
その上で、何をするのか自由に選択されると良いと思います。
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成された新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。