腰痛ブログ
記事一覧
-
- 急性腰痛(ぎっくり腰)に安静は?
- エビデンスその1急性または再発性腰下肢痛に対する治療としての安静臥床(2~7日間)は、疼痛緩和・回復速度・ADL(日常生活動作)…
-
- 急性腰痛(ぎっくり腰)に背骨矯正は?
- エビデンスその1急性あるいは亜急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、他の治療法に比べて短期間で疼痛および活動障害の改善、なら…
-
- 慢性疼痛の予測因子・危険因子は?
- エビデンスその1小児期に体験した不幸な出来事(交通事故による入院・親の死亡・両親の離婚・親のアルコール依存・貧困家庭)が壮年期に…
-
- 急性腰痛の薬物療法
- エビデンスその1定期的に処方されたパラセタモール(アセトアミノフェン)とパラセタモール+弱オピオイド(麻薬系鎮痛薬)の配合剤は腰…
-
- 歳だから腰痛になるは迷信
- エビデンスその1腰痛は通常加齢に伴って増加することはなく、50~60歳以降はわずかに頻度が低下する。しかし慢性腰痛を有する高齢者…
-
- 仕事は急性腰痛の回復を促す
- エビデンスその1腰痛のために仕事を休む期間が長くなると、仕事に復帰できる可能性は低くなる(★★★)。http://amzn.to…
-
- 分離症を確認するX線斜位像は不要(成人)
- エビデンスその1腰部単純X線撮影の斜位像を常用することは、放射線被曝のリスクが増加するため、成人の急性腰痛患者には推奨されない(…
-
- 「腰痛」手術が必要な時
- エビデンスその1重篤な脊椎病変の可能性(レッドフラッグ)には直ちに専門医へ紹介しなければならない馬尾症候群がある。「膀胱直腸障害…
-
- 腰痛で感染症や癌を疑うべき場合
- エビデンスその1次の危険信号のどれかが存在する場合はがんや感染症の除外のために単純X線撮影とFBCやESRを併用する。がんや感染…
-
- 腰痛で骨折を疑うべき場合
- エビデンスその1腰椎の単純X線撮影は、次のレッドフラッグ(危険信号)のいずれかが存在する場合は骨折の除外診断のために推奨される。…
-
- 神経障害(坐骨神経痛)の検査
- エビデンスその1若年成人の坐骨神経痛においては、SLR(下肢伸展挙上)テストを行ない記録する必要がある。脊柱管狭窄のある高齢者に…
-
- 腰痛「摩耗・損傷モデル」では説明不可能
- エビデンスその1農業従事者1,221名と非従事者1,130名を対象にした前向きコホート研究では、腰への負担が大きいほど腰痛発症率…
-
- 腰痛疾患にオピオイドを使用すると
- エビデンスその1腰痛疾患に対するオピオイド(麻薬系鎮痛剤)投与は増加傾向にあるが、オピオイドに関連する死亡者数は5年間で160%…
-
- スタチンと疼痛
- エビデンスその140歳以上の地域住民3,580名を対象にスタチン服用歴と腰部・頚部/上背部・上肢・下肢の疼痛との関連を調査した結…
-
- 慢性腰痛への心理社会的介入の有効性
- エビデンスその1慢性の非特異的腰痛に対する心理社会的介入の有効性に関する体系的レビューによると、従来の標準的な治療よりも、積極的…
-
- 心理的社会的因子と慢性疼痛
- エビデンスその1欧州リウマチ学会の特別委員会が行なった筋骨格系疾患と心理社会的因子に関する文献調査によると、多くの研究において心…
-
- 交通事故による慢性疼痛
- エビデンスその1自動車事故後に慢性疼痛を訴える335名を対象にした多施設共同研究によると、患者の48%が腰痛の既往歴を、42%が…
-
- 労働条件(ブラックフラッグ)と痛み
- エビデンスその11958年の英国出生前向きコホート研究のデータから社会経済的状況と成人期の筋骨格系疾患の関連を調査した結果、社会…
-
- ウォーキングは慢性腰痛に有効?
- エビデンス腰痛のウォーキングに関する4件の研究を分析した結果、最高ランクの研究では効果が認められなかったものの、低~中ランクの3件…
-
- 腰痛疾患は3つに分類
- エビデンス3つの分類トリアージ(診断用分類)は「非特異的腰痛」「神経根症状」「重篤な脊椎病変の可能性(レッドフラッグ)」の鑑別診…