急性腰痛に運動療法は?
エビデンス
その1
急性腰痛患者に対して特定の腰痛体操が臨床的に意味のある改善が得られるか否か、さらに各腰痛体操が奏功する患者の選択基準を設定できるか否かについては、これまで確定的なエビデンスは得られていない(★★★)。http://amzn.to/Hk8veA
現在でも急性腰痛(ぎっくり腰)に対して運動療法が有効だというエビデンスはありません。
新しい腰痛概念とは
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成されました。それまでの患者さんや医療者の経験に頼る対処方法では、効果に再現性がなく却って快復を遅らせたり、慢性化させてしまうことが明らかになりました。
まとめ
発症から6週間以内の腰痛には有効性は認められていません。むしろ回復を遅らせます。