身体への負担を減らすと首・腰の痛みを予防できるのか?
エビデンス
その1
腰痛と頚部痛の予防法に関する27件の比較対照試験をレビューした結果、腰痛教室・腰部コルセット・減量などの人間工学的介入で痛みを予防できるというエビデンスは見出せなかったが、運動だけは一貫した有効性を示した。http://goo.gl/8iglQd
現時点では、身体への負担を減らすという人間工学的方法によって腰痛や頚部痛の発症率が低下することを科学的に証明した研究はひとつもありません。その一方で、身体に負荷を与える運動が有効だという証拠は数多くあります。
新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基ずく治療が有効です。
腰痛・坐骨神経痛がどういうものか?
どういう症状がでるのか?原因は何なのか?有効な治療は?やってはいけないことは?どのくらいの期間で治るのか? 等々
ご存知でしょうか?
聞きかじった知識や自分自身の体験などの限られた情報を基に考えて、対処していませんか?
腰痛・坐骨神経痛が治らずに長引いている原因を自ら作ってしまっている可能性があります。
より真実に近い科学的事実に基づき考えることが重要です。
その上で、何をするのか自由に選択されると良いと思います。
このような実証研究によって得られた事実を元にして、再構成された新しい腰痛・坐骨神経痛の概念に基づく治療が有効です。